
セブンチェアは座っていると疲れやすいですか?

「セブンチェア(Series 7 Chair)」ですね、詳しく解説していきますね。

インテリア好きなら一度は憧れる「セブンチェア(Series 7 Chair)」。
デンマークの巨匠アルネ・ヤコブセンが1955年にデザインした名作椅子で、その洗練されたシルエットと豊富なカラーバリエーションは、カフェやオフィス、住宅問わず世界中で愛されています。
しかし、ネット上には
「セブンチェアは疲れる」
「長時間座れない」
「買って後悔した」
という声も少なくありません。
- セブンチェアで疲れる理由
- 疲れない使い方
- セブンチェアが向いている人
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
セブンチェアは疲れるのか?


結論から言うと「クッションがないタイプは長時間のデスクワークには向いていない」というのが正直なところです。
セブンチェアはもともとダイニングチェアやインテリアチェアとして設計されており、長時間座り続けることを前提としたエルゴノミクス(人間工学)設計ではありません。
食事の時間(30分〜1時間程度)や来客用の椅子としては申し分のない機能性を持っていますが、8時間以上座り続けるような用途には向いていないのが実情です。
ただし、「疲れる・疲れない」は使い方や個人の体型・体質によっても大きく異なります。「全く問題なく使っている」という人も多くいます。
まずは疲れると言われる具体的な理由を見ていきましょう。
セブンチェアが疲れると言われる5つの理由

① 背もたれに腰のサポートがない
セブンチェアの背もたれは、美しいS字カーブのシェル形状をしています。
腰椎(ランバー)をしっかりサポートするための出っ張り(ランバーサポート)がありません。長時間座っていると腰が丸まりやすく、腰痛の原因になることがあります。

② クッション性がほぼゼロ
純正のセブンチェアは座面・背もたれともにプラスチックシェル(またはベニヤ材)のみです。
クッションが一切なく、硬い座面に直接座ることになります。お尻や太ももの裏が痛くなりやすく、これが「疲れる」という声につながっています。なお、クッションは購入することができます。

③ 座面が小さく奥行きが浅い
セブンチェアの座面は比較的コンパクトに設計されています。
体格がしっかりしている方や、脚が長めの方にとっては座面の奥行きが浅く感じられ、太ももが宙に浮いた状態になりやすい。これが疲れの一因になります。
④ 高さ調整機能がないモデルが多い
セブンチェアには複数の脚バリエーション(4本脚、回転脚など)がありますが、スタンダードな4本脚モデルは高さ固定です。自分の体に合った高さに調整できないため、テーブルの高さとのバランスが合わない場合に無理な姿勢になりやすくなります。
⑤ アームレスト(肘掛け)がない
標準モデルにはアームレストがありません。
長時間座っていると腕・肩・首に余計な緊張がかかり、これが肩こりや疲労につながります。デスクワーク時には特に影響が出やすいポイントです。

セブンチェアで疲れにくくする方法


セブンチェアを快適に使うためのポイントを紹介します。
クッションを追加する
最も効果的な方法がシートクッションの追加です。
低反発ウレタンや低反発ジェルクッションを座面に置くだけで、硬さによる疲れを大幅に軽減できます。セブンチェアの丸みのある座面に合わせてフィットするタイプを選ぶのがポイント。また、背もたれ用のランバーサポートクッションも有効です。
テーブルとの高さを合わせる
セブンチェアの標準座面高さは約44〜46cm(脚の長さによる)。
ダイニングテーブルは一般的に70〜72cmが多いため、多くの場合はちょうどよい高さになります。もしテーブルとの高さがずれている場合は、椅子の脚にフェルト製の高さ調整スペーサーを使うか、昇降機能付きのテーブルへの買い替えも検討してみましょう。
使用時間を意識する
セブンチェアはダイニング用途(食事中の30分〜1時間程度)であれば疲れを感じにくいです。
長時間座るシーンでは定期的に立ち上がり、休憩を挟む習慣をつけましょう。「1時間に1回は立ち上がる」を意識するだけでも疲れ方が変わります。
クッション付きモデルを選ぶ
Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)の公式ラインナップには、座面・背もたれにファブリックやレザーのパッドが取り付けられたモデル(フルパディング)も存在します。
デザインを崩さずに座り心地を改善したい場合は、購入時に最初からクッション付きモデルを選ぶのがベストです。

セブンチェアで疲れる人、疲れない人
疲れる人
- デザイン性を重視したくない人
- 食事用途ではない人
- セブンチェアメインで使いたい人
- 座面サイズが合わない人
- 仕事用に使いたい方
- タイムレスなデザインに価値を感じない人
疲れない人
- インテリアの一部としてデザイン性を重視したい人
- 食事(ダイニング)用途メインで使う人
- 来客用・サブチェアとして使いたい人
- 小柄〜標準体型の方(座面サイズが合いやすい)
- カフェ・サロン・オフィスのインテリアに使いたい方
- 長年愛せるタイムレスなデザインに価値を感じる人

特に「ダイニングチェアとして使う」「インテリアのアクセントにしたい」という目的であれば、セブンチェアは最高の選択肢のひとつです。
セブンチェアで後悔しやすい人のパターン

以下のような目的や環境で購入すると後悔しやすいケースがあります。
- デスクワーク・テレワーク用として長時間使いたい人
- 椅子に強いサポートを求める人
- 体格がしっかりしている(座面が小さく感じやすい)人
- 高さ調整機能を必須と考えている人
- 「高い椅子だからすごく快適なはず」と過度に期待している人
安いからと言って偽物を買ってしまった
正規品はデンマークのFritz Hansen(フリッツ・ハンセン)社が製造・販売しています。国内では公式オンラインストアや正規代理店(ノルディックフォルムなど)で購入できます。価格の目安は1脚あたり5〜10万円前後(仕様による)です。
一方でコピー品は1〜2万円程度で販売されていることが多く、見た目は似ていても素材・仕上げ・耐久性が大きく異なります。
コピー品を見分ける5つのチェックポイント
- 価格が極端に安い(1〜3万円台):正規品は品質に見合った価格設定になっています。極端に安い場合はコピー品の可能性が高いです。
- 「Fritz Hansen」のロゴ・刻印がない:正規品には座面裏にFritz Hansenのブランドロゴや製造番号が刻印されています。これがないものは要注意。
- シェルの質感・光沢が違う:正規品のプラスチックシェルは均一で上品な光沢があります。コピー品は表面にムラがあったり、安っぽいテカりが出たりすることが多いです。
- 脚の仕上げが粗い・グラつく:正規品のクロームスチール脚は溶接部が滑らかで強度があります。コピー品は溶接が粗く、使用中にぐらつきが出たり、最悪の場合破損するリスクもあります。
- 販売元が不明・正規代理店ではない:フリマアプリ・無名の通販サイト・格安インポート家具店での購入は注意が必要です。

セブンチェアで疲れる人におすすめ代替チェア

もしデスクワーク用途でデザイン性と機能性を両立したいなら、以下のチェアも検討してみてください。
TOHMA GRAM
大川家具 東馬 TOHMA GRAM グラム:モダンスタイル
シンプルでエレガントな上質スタイル
GriMei
GriMei(グライメイ):シンプルでモダンな北欧風デザイン

Herman Miller
Herman Miller アーロンチェア(ハーマンミラー):機能性最優先のエルゴノミクスチェア
セブンチェアは疲れる?:まとめ

セブンチェアが「疲れる」と言われる理由は主に
- クッション性のなさ
- 腰のサポート不足
- 座面のコンパクトさ
にあります。しかしこれはデザインの宿命でもあり、ダイニングや来客用といった本来の用途で使う分には十分な快適さを提供してくれます。
「デザインが好きだけど、長時間座る」という場合はクッションを追加することで快適性を高められます。
一方、テレワーク・デスクワーク専用チェアとして検討しているなら、別の選択肢も視野に入れることをおすすめします。
70年以上愛され続けるセブンチェアの価値は本物です!※偽物に注意してください
正しい用途で使えば、インテリアとしても座り心地としても、きっと長く満足できる一脚になるはずです。



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