アーロンチェアの座面交換について、交換方法・費用・注意点を解説

この記事は約19分で読めます。

アーロンチェアの座面交換は交換できるのですか?

はい、正しくメンテナンスすれば長く使うことができますよ!

オフィスチェアの世界で別格の存在感を誇るハーマンミラーのアーロンチェア。

その定価は20万円前後と高価でありながら、世界中のビジネスパーソンやクリエイターから絶大な支持を受けています。

その理由のひとつが「長期使用を前提とした設計」です。

アーロンチェアは消耗品の交換を前提として設計されており、正しくメンテナンスすれば10年・20年と使い続けることができます。

しかし、どれほど優れたチェアであっても、座面は毎日の使用による消耗が避けられないパーツです。「なんとなく座り心地が変わってきた気がする」「見た目が劣化してきた」と感じている方は、そのサインを見逃さないことが重要です。

この記事を読むとわかること
  • 座面交換が必要になるタイミングの見分け方
  • 交換の方法
  • 費用
  • 注意点

ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

アーロンチェアの座面交換、どこが「消耗」するのか

アーロンチェアの座面は、独自の「8Zペリクル」と呼ばれる高張力メッシュ素材を採用しています。通気性と体圧分散に優れたこの素材は、長期間の使用でいくつかの劣化サインが現れます。

劣化サイン① メッシュのたるみ・変形

座面メッシュは、長年の荷重によって徐々に伸びてきます。

最初はパンと張っていたメッシュが、使用年数とともに柔らかくなり、沈み込みが大きくなっていきます。

  • 「以前より腰が落ちる感覚がある」
  • 「背もたれとの高さバランスが変わった気がする」

といった変化を感じたら、メッシュの劣化が始まっているサインかもしれません。

https://sailtwentytwo.seesaa.net/article/202107article_12.html

劣化サイン② メッシュの破れ・ほつれ

特定の部位に繰り返し同じ圧力がかかることで、メッシュに小さな穴や破れが生じることがあります。

また、フレームとメッシュの接合部分からほつれが始まるケースも少なくありません。破れが小さなうちは機能面への影響は限定的ですが、放置すると拡大する可能性があります。

劣化サイン③ フレームの樹脂パーツの劣化

座面のフレーム部分はABS樹脂などのプラスチック素材でできています。

長年の使用や直射日光による紫外線劣化で、ひび割れや変色が生じることがあります。見た目の問題だけでなく、割れたパーツがメッシュや他の部品を傷める原因にもなります。

アーロンチェア座面交換の方法は「正規修理」と「DIY」の2択

https://hermanmiller-maintenance.jp/

アーロンチェアの座面交換には、大きく分けて2つのルートがあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合わせて選択することが重要です。

方法① ハーマンミラー正規の修理・交換サービス

【メリット】

純正パーツを使った確実な修理ができるため、完成度・信頼性が高い点が最大のメリットです。

特に保証期間内の場合や購入証明書がある場合は、費用が抑えられる可能性があります。また、修理後も引き続き保証対象となるケースがあります。

【デメリット】

修理の受け付け方法や費用は購入店舗や認定修理店によって異なります。

また、修理に出す手間と時間がかかること、場合によっては代替品の用意が必要になることも考慮が必要です。

問い合わせ先:ハーマンミラーの公式サポートページや購入した正規販売店にご確認ください。

方法② DIY交換

アーロンチェアの座面互換パーツは、サードパーティメーカーからも複数販売されています。

自分で交換することで費用を抑えられる場合がありますが、注意点もいくつかあります。

純正品

ハーマンミラー純正の交換パーツは、品質と適合性が保証されています。主に以下の方法で入手できます。

•ハーマンミラー・メンテナンス: ハーマンミラー製品の公式修理・メンテナンスサービスです。座面フレームごとの交換や、専門家によるオーバーホールサービスを提供しています。座面フレーム交換の費用は、工賃・送料込みで約35,000円からとなりますが、個別の見積もりが必要です。バナナクッションは5,390円(税込)で販売されています。

•Amazon/楽天の並行輸入品: 一部の純正品がオンラインストアで並行輸入品として販売されていることがあります。ただし、価格が高騰している場合があり、例えば座面フレーム(サイズB)が約75,000円で取引されているケースも見られます。

互換品(社外品)

純正品よりも安価に入手できる互換品も多数存在します。品質は製品によって異なりますが、コストを抑えたい場合に有効な選択肢です。

Office Logix Shop: 米国に拠点を置くアーロンチェアの交換パーツ専門店で、日本への発送も行っています。シートメッシュのみの交換パーツが約100ドル前後、座面フレームごとの交換パーツが約200ドル前後で提供されています。

•Amazon/楽天の互換パーツ: バナナクッションの互換品は2,000円〜3,000円程度、メッシュ張り替えキットは15,000円〜20,000円程度で販売されています。

DIY交換の手順(一般的な流れ)

1. 座面サイズを確認する:アーロンチェアはA(スモール)・B(ミディアム)・C(ラージ)の3サイズがあります。自分のチェアのサイズを先に確認してから互換パーツを購入します。シートの裏面などにサイズが記載されていることが多いです。

2. 必要な工具を準備する:T20トルクスドライバー(星型ドライバー)が基本工具として必要です。一般的なプラスドライバーでは対応できないため、事前に用意しておきましょう。

3. チェアをひっくり返す:安全な場所でチェアを横に倒し、座面裏面のネジにアクセスできる状態にします。

4. 既存の座面を取り外す:ネジを取り外し、座面フレームを本体から分離させます。ツメで固定されている箇所もあるため、無理に引っ張らないよう注意が必要です。

5. 新しい座面を取り付ける:逆の手順で新しい座面を取り付け、ネジをしっかり締めます。

注意点

DIY交換は、正規修理と比べて仕上がりに差が出る場合があります。互換パーツの品質はメーカーによって異なるため、購入前にレビューや実績を確認することをお勧めします。また、作業を誤るとチェアの機能や安全性に影響が出る可能性があるため、自信がない場合は正規修理を選ぶ方が安心です。

アーロンチェア座面交換時の重要な注意点

座面交換を検討する際に、失敗しないための重要なポイントをいくつかご紹介します。

椅子のサイズ確認

アーロンチェアにはA(スモール)、B(ミディアム)、C(ラージ)の3つのサイズがあります。座面パーツはサイズごとに異なるため、必ずご自身のチェアのサイズを確認してください。

サイズの確認方法は、チェアの背もたれ上部にある「Herman Miller」ロゴの裏側に指を入れると、突起(ドット)の数で判別できます。ドットが1つならAサイズ、2つならBサイズ、3つならCサイズです。

クラシックとリマスタードの違い

アーロンチェアには、初期モデルの「クラシック」と2016年に発表された「リマスタード」があります。

両モデルでは座面や背面の構造が異なるため、パーツの互換性はありません。交換パーツを購入する際は、ご自身のチェアがどちらのモデルであるかを必ず確認してください。

DIYの難易度と工具

座面フレームごとの交換は比較的簡単ですが、メッシュのみの張り替えは専門知識と工具が必要です。DIYに自信がない場合は、無理せず専門業者に依頼することを検討しましょう。

また、YouTubeなどには交換手順を解説した動画も多数公開されており、参考にすることができます。

保証の確認

ハーマンミラーのアーロンチェアには12年間の製品保証が付帯しています。

座面の劣化が保証期間内であれば、無償で修理・交換を受けられる可能性があります。まずは購入した販売店またはハーマンミラー・メンテナンスに問い合わせ、保証の適用範囲を確認しましょう。

✅ 座面交換前の最終確認チェックリスト

チェアのサイズ(A・B・C)を確認した

保証書・購入証明書の有無を確認した

正規修理 or DIY、どちらにするかを決めた

T20トルクスドライバーなど必要工具を揃えた

作業手順を動画や解説記事で事前確認した

アーロンチェア座面交換のコスト比較と最適な選択肢

座面交換にかかる費用は、選択する交換方法やパーツの種類によって大きく異なります。

新品のアーロンチェアの価格(20万円前後)と比較しながら、ご自身の状況に合わせた最適な選択肢を検討しましょう。

交換方法主な費用(目安)メリットデメリットこんな人におすすめ
純正品 座面フレームごと交換35,000円〜75,000円品質・適合性保証、耐久性費用が高い品質重視、DIYに不安がある人
互換品 座面フレームごと交換20,000円〜30,000円費用を抑えられる、比較的簡単品質にばらつきありコスト重視、DIYに抵抗がない人
互換品 メッシュのみ張り替え15,000円〜20,000円費用を最も抑えられる難易度が高い、工具が必要DIY上級者、費用を徹底的に抑えたい人
純正品 バナナクッション交換1,500円簡単、座り心地改善メッシュの劣化は解決しない座先端のへたりが気になる人

アーロンチェアの座面交換について:まとめ

アーロンチェアの座面は消耗品ですが、正しく交換することでチェア自体の寿命を大幅に延ばすことができます。

毎日何時間も座るワーキングチェアだからこそ、座り心地の変化は作業効率や日常の快適さに直結します。

「なんとなく以前より使いにくくなったかも」と感じている方は、ぜひ座面の状態を確認してみてください。

高価なアーロンチェアだからこそ、適切なメンテナンスで長く使い続けることが最もコストパフォーマンスの高い選択です。

この記事が、あなたの大切なチェアを長持ちさせるための参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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